株式投資 長期投資の方針

【長期投資】ETF投資は精神安定剤?安定的な分配金収入の意義

大学生投資家のhiro-kunです。

長期投資のポートフォリオにお悩みの方に向けて、ETFのすばらしさを解説していきます。

【結論】精神安定剤となるETFをポートフォリオの一部に組み入れるべき

詳しく理由をお伝えしていきます。

長期投資のポートフォリオにETFを組み入れるべき理由

長期投資のポートフォリオにETFを組み入れるべき理由

分配金によって投資の恩恵を頻繁に感じることができる

ETFは分配金で定期的に投資の恩恵をGet!

ETFを所有していると、定期的に分配金を受け取ることができます。

分配金を定期的に受け取ることで、株式投資をしている恩恵を感じる機会が多くなります。

自身が何もしていなくても、定期的にお金が口座に振り込まれている状況は素敵だとも思いませんか?

投資信託による運用では、証券口座内の評価額のみが増減するだけです。

いくら評価益が出ていても、現金化しない限り直接的に恩恵を受け取ることはありません。

下落局面では、評価額も減少してしまいます。

しかし、利益を確定させるために現金化していては、長期投資にはなりません。

投資信託は、投資の恩恵を感じることが難しいのです。

 

収入の柱が一つ増える

収入の柱を増やすことで、生活の安定感がUp!

あなたは労働の対価としての収入のみで生活していませんか?

収入の柱を増やすことで、生活に安定感が増します。

分配金で毎月の光熱費を支払う、食費を賄う、家賃を払うなどを想像してみてください。

月々のキャッシュフローに余裕が生まれます。

 

毎年のETFへの投資額と、その分配金の推移を試算してみましょう。

毎年100万円3%の配当性向のあるETFに積み立て続けると、ETFの株価成長なし、分配金増加なしと仮定しても

積立年数 年間分配金総額 月間分配金総額
1年目 3万円 2500円
2年目 6万円 5000円
10年目 30万円 2.5万円
20年目 60万円 5万円

ETFの増配が期待できる銘柄では、この試算額よりもさらに多い分配金を受け取ることになります。

将来的にはETFで生活費を工面することも実現可能だと分かりますね。

ETFの分配金は遊びや趣味に利用するお金としてもいいと思います。

上で示したように、生涯にわたって一定の分配金を得られるという安心感が得られます。

投資信託では、現金化するタイミングの判断が難しいです。

自分は何歳まで生きることができるか分かりません。

投資信託を切り崩すペースに悩み続けることになります。

 

株価下落局面で精神安定効果

株価が下落している局面において、ETFは精神安定剤としての機能を強く発揮!

投資信託のみ所有していた場合、暴落時には高額な評価損のみが残り、精神的に不安になります。

暴落時にも買い続けていくことで長期投資は報われるのですが、評価損の膨らんでいく投資信託を継続的に買い続けることは難しいのではないでしょうか?

過去の下落局面では数年間株価は下がり続けています。
あなたはその期間中、評価損が増えていく投資信託に投資し続けることができるでしょうか?

ETFに投資していても、暴落局面では評価損が膨らむことは同じです。

しかし、分配金を定期的に受け取ることができるため、比較的楽な気持ちで投資と向き合うことができます。

「評価損は出ているけど、分配金は貰えるし、このまま買付を続けていこう」と考えられると思います。

投資家の不安な気持ちをコントロールしてくれるという意味で、ETFによる投資は優れていると言えます。

【ここに注意!】投資信託とETFの比較

【ここに注意!】投資信託とETFの比較

ETFよりも投資信託の方がトータルリターンが高い?

ETFは分配金に税金がかかるため、再投資しても投資信託のリターンに敵わない

投資信託は、運用で得られた利益をそのまま再投資に使用してくれます。

複利の効果を最大限に生かして運用効率を高めることができます。

一方、ETFは運用で得られた利益の一部を分配金という形で分配しています。

分配金には、約20%の税金がかかります。

ETFで得られた分配金の再投資は、税金を引かれる分だけロスが生じていることになります。

そのため、投資信託の方がトータルリターンでは優れていると言われています。

ドルコスト平均法が活きづらい

ETFは最小購入単位が数千円から数万円のため、定額購入の恩恵が得られにくい

ETFは1株当たり数千円から数万円のものが多いです。

ドルコスト平均法は、定額で定期買付をしていく方法です。

株価が安い時多めに購入し、株価が高い時には購入する株数を抑えることができます。

定期買付の購入額が大きくないとドルコスト平均法がうまく活用できません。

以下の例で説明します。

ETFが1株1万円だったとします。
月の購入額を5万円で設定しておくと、5株購入してくれます。

ETFが1株9000円に下落したとします。
下落幅は10%とかなり大きなものです。
しかし、5万円の定期買付で購入できる株数は5株で変わりません。

株価が下落しても、購入単位が柔軟に対応してくれません。

投資信託では、1円単位で購入できるため、ドルコスト平均法が最大限に活用できるのです。

投資額が少なければ少ないほど、投資信託の方が柔軟な買付になります。

【まとめ】投資家のメンタルを支えるETFをポートフォリオに組み入れよう

本記事の内容をまとめます。

ETFの優れているところ
  • 定期的な分配金によって投資の恩恵を感じることができる
  • 生涯計算できる収入の柱となる
  • 株価下落局面で精神を安定させる効果あり
ETFと投資信託の比較
  • トータルリターン ETF < 投資信託
  • ドルコスト平均法の効果 ETF < 投資信託

 

資産の拡大という観点では、投資信託の方が優れています。

長期投資を考えているのであれば投資信託を中心としてポートフォリオを構成するべきです。

分配金があるという点において、ETFをポートフォリオに取り入れるメリットも大きいと考えられます。

投資信託とETFを各自のバランスで組み合わせることをおすすめします。

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